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12月 29, 2009 - 映画・TV    No Comments

ボルト

Bolt.jpg
今年公開されたディズニーのアニメです。今月DVD化されました。
ストーリーを聞いただけで涙が出てくるほどだったので、早速DVDを購入して視聴しました。

魅力的なキャラクターと秀逸なシナリオで感動的な作品に仕上がっています。
冒頭のSFチックな戦闘シーンで一気に引きつけて、突然、現実世界に直面します。
まずCGとは思えない、幼さが残るボルトの仕草や表情がホントにかわいらしい。女の子のペニーが素顔でボルトと一緒の場面は心和みます。

笑って泣いてはらはらして、そしてディズニーお約束のハッピーエンド。

空想の世界でヒーローだったボルトは、一度現実世界で挫折し、ペニーを助けたい一心で、力を振り絞って現実世界でも再びヒーローとなることができることを学びます。

ボルトが現実の世界に直面して苦しむ場面は、トイ・ストーリーのバズを思い起こされました。(I will go sailing no more は感動的でしたね)

またボルトの首輪につけられたタグに日本語で「ボルト」と書いてあったのにはびっくりしました。

一つだけDVDで文句をつけたいのは、本編の前に、別の作品のブルーレイのCMがながながと流されることでしょうか?あとは歌の部分が日本語の歌に差し替えられていたことですね。

それらを考慮したとしても一押しのDVDです。

9月 27, 2009 - 映画・TV    コメントは受け付けていません。

「つばさ」、よかったですよ。

TheSeasonsOfLove.jpgNHK朝ドラ「つばさ」が最終回を迎えた。
あっという間の半年間。朝7時半からの放送を目覚まし代わりにしてきました。
私にとっては「ちりとてちん」以来のヒットです。開始1週目で、私の心を捉えました。
もうDVDの1/3が発売されていて、Amazonでは、厳しい意見も見受けられましたが、私は良いと思ったけどなあ。
愛すべき登場人物たち。特に私は、真瀬(まなせ)と知秋(ともあき)、浪岡、ロナウ二郎が好きでした。
ことある毎に、サンバのダンサーが出てきてみんなが踊り狂うシュールな設定も、始めは違和感がありましたが、これも愛すべき魅力の一つとなりました。
また「天地人」のパロディまで出てきた時には大爆笑!同じNHKでここまでやっていいの?という感じ。
ときどき、ベタなストーリーやだれた回もありましたが、半年間、よく視聴者を引っ張ったと思います。
クライマックスの、周囲が城之内との対決姿勢を強める中、WIN-WINを目指す、つばさの姿は感動的でした。
でも一番好きなシーンは、台風の夜、真瀬が、つばさを助けに、増水した川に飛び込むシーンです。
それで何かを記念に残そうと、アンジェラ・アキの「愛の季節」のシングル(DVD付き)を買いました。ストーリーのDVDは高くてちょっと手が出ませんので。全曲聴くと、これがまたなかなかいいんですね。「だんだん」の竹内マリアの主題歌はひどいものでしたが、それに比べたら格段にいいです。アンジェラ・アキは少しエキセントリックなところがあって、そこが鼻につく反面、魅力でもあるんです。私がJ-POPのCDを買うなんて、滅多にないことです。
好むと好まざるとに関わらず、時はどんどん進んでいく。次の朝ドラで、また心機一転できることを願って。

7月 20, 2008 - 映画・TV    コメントは受け付けていません。

そろそろ映画を卒業する年齢か?

zokusantyoume.jpgthereturnoftheking.jpg昨日、今日と、DVDで映画鑑賞。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」。
どちらも話題作だし、名作だし、楽しめるはずだったのですが、見終わった後の、この空疎感はなんでしょうか?
所詮、偽りの人生、と言う気持ちが常にある。
時間が長いほど、現実からかけ離れているほど、その感が強い。
親に話すと、「年をとったんだよ、そうやって卒業していくんだよ」という答えが。
ちょっと寂しいが、確かにそうかも。
でも多分、話題作のDVDは買い続けると思う。
それは友達と話を合わせるためにだけかもしれないが・・・。

10月 25, 2006 - 映画・TV    コメントは受け付けていません。

最近買った本、CD

ラビリンス/STING・・・J-WAVEでCome Againを聴いて、即、Amazonで購入。毎日聴いています。
HOPES AND FEARS/KEAN
UNDER THE IRON SEA/KEAN・・・ヘルミーネさんの推薦で聴いたのですが、残念ながら、ついていけませんでした。
STRANGE FRUIT/STING & Gill Evans
LAST SESSION 1987/STING & Gill Evans・・・STINGで思い出して、昔、Amazonで買おうとして、存在しなかったCD。今回もAmazonはマーケットプレースのみでしたが、hmvの取り寄せで購入。まだ届いていません。Gill Evansが好きです。ジミー・ヘンドリクッスをカバーしたり、BS&Tのトランペッター、ルー・ソロフをフィーチャーした、マンデーナイト・オーケストラなんかが好きです。
本では、Scott Berkumの「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」。amazonや楽天では、早速品切れで、bk1でget。日経コンピュータの書評で紹介。
Steve McConnellは無条件に新刊を買ってしまうが、今回は「ソフトウェア見積り」。Amazonからの新刊案内で。

11月 25, 2005 - 映画・TV    No Comments

映画を楽しめなくなってどのくらい?

DVDは時々買うのですが、見ないでほってあるのがほとんど。
ついこの間も、「ハウル・・・」と「エピソード3」を22%引きで買ったのですが・・・。
(ついでに「エピソード4-6」のボックスも)
最後に映画館に行ったのは、スピルバーグ/キューブリックの「A.I.」。何年前かしらん。
2時間、画面を見ていることに耐えられないのです。
所詮、いつわりの人生、とか思ってしまうと、もうダメ。
多分、生活全体にゆとりがなくなっているのだと思います。感情が磨耗しているような感じでしょうか。
肉体の老化には気をつけているのですが、精神的には問題ありですね。
頭は目いっぱい使っているので、ボケは心配していないのですが。
映画に限らず、いつまでも感動する心を忘れないでいたいですね。

8月 15, 2005 - 映画・TV    No Comments

三匹荒野を行く

The Incredible Journey
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ボジャー(ブルテリア犬)、テーオ(シャム猫)、ルーア(ラブラドルレトリバー犬)
原作:シーラ・バーンフォード
監督:フレッチャー・マークル
1963
80分
ハンター教授の家族に飼われていた、ボジャー(ブルテリア犬)、テーオ(シャム猫)、ルーア(ラブラドルレトリバー犬)は、教授がロンドンに招かれた間、友人の家に預けられたが、友人が暫く留守にすることになったとき、300キロ離れた、教授の家目指して旅立つ。
SFX等は一切無く、カナダの美しい大自然の中、トレーニングされた、動物たちの演技が、ほほえましく、すばらしい。
ディズニーらしい、感動的な、ハッピーエンドの安心して見られる映画ですが、ハッピーエンドになるとわかってはいても、数々の危機に、はらはらし、健気な動物たちの姿に胸がキュンとします。
動物たちの気持ちはナレーターが語っているが、日本語のナレーターは、久米明で、まさにはまり役。
1992年に「奇跡の旅」としてリメイクされました。
私は当然、テーオがお気に入りですが、広大な自然の中を、すごいスピードで敏捷に駆け回る姿を見ていると、なんだか都会の猫が可哀想に思えてきます。


三匹荒野を行く(amazonで購入)


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10月 7, 2004 - 映画・TV    No Comments

ソフトがハードを牽引する

新しいTVを購入した後で、D端子のついたDVDプレーヤーを買おうかどうしようか迷ったのですが、TVはたったの3万円だし、DVDプレーヤーだけ高機能でも、その映像はたかが知れていると考え、一度は却下しました。
それが、DVDでロード・オブ・ザ・リングを見始めてから、無性に新しいDVDプレーヤーが欲しくなりました。
今のままでも、まあきれいな画像なのですが、ロード・オブ・ザ・リングを見ていると、欲が出てきて、もっときれいな映像で見れるなら18,000円くらい・・・。
と、PioneerのDV-578A-Sを注文してしまいました。またもや新生銀行から振込みです。
考えてみると、昔レーザーディスク・プレーヤーを買ったのも、「フェーム」や「天国から来たチャンピオン」を見たかったからです。
こうして、魅力的なソフトに出会うたびにハードが買い換えられていく・・・。
実はロード・オブ・ザ・リングはまだ1作目だけを、1.2回程度しか見ていないのですが、映像の美しさ、スケールの雄大さ、魅力的な登場人物、と久しぶりに繰り返して見たくなる映画です。
学生のころ、この物語の前編である、「ホビットの冒険」を読んだことがあって、ビルボ・バギンズには親しみを感じます。

2月 9, 2004 - 映画・TV    No Comments

フェーム

cover
アラン・パーカーの「フェーム」は、私の最も気に入っている映画の1本です。昨年末にDVDで発売されて、この週末に、何年ぶりかで見ました。
以前、私がレーザーディスクのプレーヤーを買ったのは、この「フェーム」と「天国から来たチャンピオン」が見たかったからでした。
当時、芸術高校で悩んでいる主人公たちに共感して涙を流し、突然訪れるクライマックスの卒業式では音楽に合わせて足を踏み鳴らしたくなりました。
劇場で見たのは、10ヶ月にわたるブエノスアイレスの出張中で、音声は英語、字幕はスペイン語でしたが、その感動は十分伝わりました。
出張先で、サントラのカセットを買って、”Dogs in the Yard”や”I Sing the Body Electric”を覚えてホテルの部屋で歌っていたものです。
後にTVシリーズにもなりましたが、こちらも大好きでした(DVDにならないかと待っています)。
今回のDVDは特典で、出演者が当時を振り返るインタビューと、アラン・パーカーが画面にあわせて解説する音声が入っています。
特に後者が面白かったです。アラン・パーカーが”Dogs in the Yard”を気に入っていたこと、TV版は健全でつまらないと思っていたこと、あの繊細な音楽青年、ポール・マクレーンがその後、ERにロバート・ロマノ役で出演していたこと等興味が尽きませんでした。
付け加えると画質はレーザーディスクより格段によくなっています。

6月 19, 2003 - 映画・TV    No Comments

2001

昨日はクラークのことを書きましたが、書いているうちに「2001年宇宙の旅」が公開された頃を思い出しました。新潟の片田舎に貼られた当時のポスターは「この目で見る21世紀の世界・・・」とかなんとかストーリーについては何も言っていなかったと思います。中学生だった私は原作を読むまで、最後に生まれるスターチャイルドが、最初のホモ・サピエンスになったのだと疑いませんでした。一緒に映画を見た、ませた友人は「HALが人を殺したのは、あの任務を達成するには人間はあまりに不完全だと感じたからだろう。」とかわかったようなことを言っていました。
HALの設計に技術協力したIBMが腹を立てて、ディスカバリーの内部からIBMの文字が消えたことや、故手塚治虫さんがキューブリックから美術監督の打診を受けたこと等、裏話も楽しいです。
私にとってはNo1の映画です。