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10月 31, 2010 -    No Comments

「脳がヨロコブ生き方」 茂木健一郎

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Twitterで茂木さんのフォローをして、その毎朝の連続ツイートの面白さから、書店で茂木さんの本を買ってみました。これは、ブログをまとめたものです。他に、「生命と偶有性」も買い込みました。いやあ、「脳がヨロコブ生き方」面白い。こんなに精力的に科学、文学、音楽、絵画、映画、伝統芸能など縦横無尽に語る。脱帽です。こんなことを言うと怒られると思いますが、昔ライアル・ワトソンから受けた知的な刺激と通ずるものを感じました。それよりも格段に幅が広くて、ハングリーで、そして日本人です。ソニーの研究者でもあることに、ある種の驚きも。ソニーはまだまだすごい。是非、Twitterで茂木さんのフォローをするか、ブログを読んでみてください。きっと見直します。

3月 12, 2010 -    No Comments

グーグーだって猫である5

GouGou-5.jpg大島弓子さんの「グーグーだって猫である」の5巻目がひっそりと・・・。先日、虫の予感がしてAmazonを検索したら先月の発売!

大島さんの猫たちへの愛情が、すごくよく分かって大好きです。

私はこれを読むためだけに「本の旅人」を購読しています。

大島さんの実生活と「本の旅人」の連載には2年くらいのギャップがあるようですが、この連載と単行本の間にもかなりのギャップがあるように感じます。

この連載が、もっともっと、ずーっと続きますように・・・

1月 12, 2010 -    No Comments

ベートーヴェンの生涯(青木やよひ)

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青木やよひ
平凡新書(2009)

現代の美しい言葉で綴られた、もっとも新しいそして熱いベートーヴェン伝。緻密でいて分かり易く、当時を彷彿とさせて、所詮偽りの人生である小説なんかよりもずっと面白い、と私は思う。最後は涙が出てきた。ロマン・ロランの「ベートーヴェンの生涯」よりも10倍も感動的。「ベートーヴェン研究五十年余の全てを投入した渾身の力作」というのは誇張ではない。200年前の社会・政治・貴族や庶民の生活や都市の街並みをよくぞここまで調べ上げたものだ!今、青木やよひさんが二十歳で生きる究極の意味を啓示されたという弦楽四重奏 作品15を聴きながら本書を読めるなんて・・・本当に幸せだ。

「音楽こそ、人間をとり巻いていて、しかも人間にはとらえることのできない知識の、いっそう高い世界に達するための唯一の入り口であり、形のない入り口なのです。・・・精神が感覚を通して音楽から受けるものは、つまり具象化した精神的啓示なのです。旋律とは詩の官能生活です。一つの詩の精神的内容をわれわれの五感に沁み込ませてくれるのは、旋律ではありませんか。」

「確かに私はまだ若すぎるのですが、それでも私の申すことに間違いはないと思えますのは(おそらくいまは誰も理解せず信じないことでしょうが)、あの方[ベートーヴェン]は全人類の教養をはるかに遠く先んじているのです。私たちは彼に追いつけるでしょうか?ーーー私には疑わしく思えます。もしあの方が、その精神にある、巨大で崇高な謎が最高の完成度に達するまで生きておられさえしたら、あの方は最高の目標に到達されるでしょう。そうすれば、真の至福に私たちを一段近づける天上の認識を解く鍵を、私たちに手渡してくださるでしょう・・・・・・。」(一八一〇年七月二十八日、ゲーテ宛)アントーニア・ブレンターノ

「万物は、純粋に澄みきって神より流れ出る。たとえ度々悪への情熱に駆られて眼を曇らせようとも、私はいく重にも悔恨と浄化を重ねて、至高なる純粋な源泉、神性へとたちもどったーーーそしてーーーおんみの芸術へと。」

「無限の精神の体現者でありながら有限の存在である私たちは、苦悩と歓喜の両方を耐えるべく生まれついているのです。そして私たちにとって最善のことは、苦悩を通じて歓喜をかちうることだと申してもよいでしょう。」

「心より出ず、願わくは再び心にいたらんことを!」

「最後の四重奏曲群では、作曲家はもはや自我の主体者として語ることはない。かくれた神々の手が奏でるような高度で自在な音楽技法を駆使しながら、自らは一個の矛盾のかたまりのまま、星々の輝く天空の下で宇宙という大洋に身をゆだねて、時にはそれと戯れているかのようだ。この神秘で静謐にみたされた世界ーーかつて二十歳そこそこの私がそれに打たれたのはなぜか?人間存在の究極の意味がそこに感じられたからだ。長い人生の間には喜びも絶望もあり、そして人は誰しも過ちをおかすものだろう。しかし最後まで、人間を超えた大いなるものに対して敬虔であるように努めること、それが生きる意味だ、と。」

1月 10, 2010 -    No Comments

田園交響楽

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ジッド
神西清 訳

悲しくて辛い物語だ。心に焼き付いたのはジェルトリュードの目が見えるようになったとき、愛しているのはあなたではなくジャックだった、と告げられる場面。真実って残酷だ。

私がこの作品を読もうと思ったのは、タイトルの「田園交響楽」。今もって何故このタイトルがつけられたのか確信が持てない。
盲目のジェルトリュードが、この交響曲を聴いて感動する場面は、この作品の中でももっとも希望に満ちた明るい部分であるのだが。

宗教的な議論が難しかったのと、ベートーヴェンへの知見が高まるかと期待したのですが少し残念でした。

1月 9, 2010 -    No Comments

ベートーヴェンの生涯

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ロマン・ロラン
片山敏彦訳

「今の時代にとって必要なのは、けちな狡い卑怯な乞食根性を人間の魂から払い落とすような剛毅な精神の人々である」
「悩みを突き抜けて歓喜に至れ!」

12月 21, 2009 -    No Comments

iPhoneで本を読むのっていいかも

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お仕事で、オライリーの「詳解 Open CV」を購入したのですが、大きくて重い本で、どうしても電子版が欲しくなった。カバーにPDF版があるとあったので早速購入。内容は文句ないのですが(日本版のみ、興味深い応用例が・・・)、いくつか文句があります。良い点は、紙の本より安い、表示サイズを変更できる、複数の媒体にインストールできる、ノートやスマートフォンで持ち運びできる、欲しいときに即手に入る。悪い点は、目次などから目標にジャンプできない、サンプルコードなどをコピペできない、くらいでしょうか?iPhoneに入れてみたのですが、これがまた快適。今日は外出で電車の中でずっと読んでいました。重い本ならこうはいかない。超便利です。

12月 15, 2009 -    No Comments

思考の整理学

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外山滋比古
ちくま文庫(1983)

NHK-FMの「トーキング・ウィズ・松尾堂」でゲストとして来られた外山さんの著作ということで読んでみました。30年近く前からのロングセラーで、100万部売れたそうです。外山さん自身も新刊書は読まなくて、2年くらいたって淘汰された本を読むということ。内容は33の短いエッセイから成っています。題名の示すとおり、情報や頭の整理、新しいアイディアの出し方、ブレークスルーのきっかけはどう生まれるか、から現代の教育の問題まで、いろいろな話題を取り扱っています。文章の外観は少し古くなったところも見受けられますが、30年近く前の本とは思えないくらい現代の状況にもマッチしています。淘汰されて残ったということなのでしょう。個人的に今考えている問題のヒントになったのは、コンテキストを変えてみるというアドバイス、それから、ものを書くという行為は立体的な思考を、1次元の線の上に載せるということ、という記述でした。面白かったのは手帳を使った整理法が現代なら、ソフトウエアで全て実現可能だということでした。でも本質は変わりません。ものを考えることを生業としている方にはよい刺激になると思います。

12月 11, 2009 -    No Comments

腹八分の資本主義

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篠原匡
新潮新書(2009)

久しぶりにいい本を読んだ。篠原さんが、その良心から書かずにおれなかったテーマとお見受けしました。出生率2.04を達成した村、地元にある産物で町おこしに成功した町、下流を巻き込んだ林業、高収益を実現しているスウェーデンの障害者企業、企業と農村のコラボレーション、あえて低成長で従業員の幸せと地域への貢献を目標にする優良企業。こんな話を読んでいると、日本もまだまだ捨てたもんじゃない、と思えてくる。成功例はスウェーデンを除いて、いずれも政治や官僚に頼らずに、自分で調べて汗をかく、ということ。日本の未来は地方から開けてくるのかもしれない。
同じ著者の日経ビジネスオンラインの記事、高知のデザイナー梅原真を取り上げた連載「シアワセのものさし」は、本当に素晴らしい。これも地域興しの話です。是非ご一読を。

12月 8, 2009 -    No Comments

大事なことはみーんな猫に教わった

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「アンジュール」のブログでヘルミーネ☆さんに勧められたスージー・ベッカーの「大事なことはみーんな猫に教わった」は平成3年に初版が出たときに買っていました。訳がなんと谷川俊太郎さん!今は文庫サイズで出ているようですが、当時はB5の変形かな?みんな手書きでした。ほんとにほっとする本です。写真は初版についていたバッジ。

11月 29, 2009 -    No Comments

sixties design

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本棚から引っ張り出した写真集。古き良き時代。 一世を風靡したPeter Maxの「Love」に胸キュンです。

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