Archive from 7月, 2003
7月 31, 2003 - ソフトウェア    No Comments

管理2

プロジェクト管理の続きです。会社員時代、管理する立場になったときに、悩んだ問題があります。それはがっちり管理されると、開発者の意欲をそぐのではないかと言う心配でした。
実際、自分が開発する立場であったときには、様々な進捗・品質データの提出は非常にわずらわしいもので、提出遅れの常習犯でした。
それがスティーブ・マッコーネルの一言で救われました。いわく「管理されたプロジェクトの逆は、管理されない(自由な)プロジェクトではなく、管理できない(手に負えない)プロジェクトである」
その通りだと思いました。結局、管理は何もしなければ破局に向かうプロジェクトを軌道修正するためにあるべきです。そのためには管理者の有効なフィードバックが必要ですが。
ここでもまたワインバーグの言葉が役に立ちます。「行動は早めに、かつ少しずつ」。

7月 30, 2003 - ソフトウェア    No Comments

管理

会社勤めをしていたころ、ソフトウェア開発のプロジェクト管理に興味を持って、いろいろな文献を読み漁りました。SOHOになって一人で仕事をするようになり、プロジェクト管理の知識は無駄になるかと思われたのですが、しっかり役に立っています。
基本的にインクリメンタルな、そして難しい部分からはじめるスケジュールを作っています。ですから最初に山場があります。これを過ぎると、あとは時間さえあれば何とかなると言う段階に行きます。ここまでくると気分的にはかなりリラックスできるようになります。
リスクを先出ししているわけです。アジャイルが出てきたのも、CMMIの反動だと思います。ベストプラックティスを集めるとと膨大なものになりますが、要はプロジェクトに不要なものを賢く省略する方法だと思います。

7月 29, 2003 - お仕事    No Comments

一体感

地方に転勤になった友人に9ヶ月ぶりに会いました。つらいこと、いやなこと等いろいろあるようですが、会社での様子を聞いていて、少々うらやましい気持ちになりました。
自分で選んだSOHOの道ですが、ときどき仲間との一体感が恋しくなります。20年も勤めるとDNAの中に刷り込まれているようです。実は夢の中で、みんなで一緒に遊んだり、仕事をしたりする場面が繰り返し出てくるのです。
その一方で、自営としてのメリットは享受している私ですが。将来は小さなチームを組んで仕事をやりたいですね。上下関係無しで・・・

7月 28, 2003 -    No Comments

翻訳

著者で本を選ぶことがあっても、訳者で選ぶ人はいるでしょうか?私が今注目しているのは、トム・ピーターズの「ブランド人になれ!」のシリーズややゴードン・ベスーンの「大逆転」を訳された仁平和夫さんです。
「はずれ」がないんです。特にトム・ピーターズの翻訳はノリにノっていて翻訳だと言うことを忘れてしまいそうです。そういえば中谷彰宏さんも訳者で本を選ぶといっていたような記憶があります。
Amazonで検索すると、「ディズニー7つの法則」「人生を変える80対20の法則」「パラダイムの魔力」が仁平さん訳のベスト3らしいです。本を選ぶときの選択肢は著者、訳者、出版社位の順番でしょうか?またしばらくは勉強できそうです。

7月 25, 2003 - ソフトウェア    No Comments

FLASH

FLASHでリッチクライアントを作るケースが増えているようです。FLASHを使って実用的なアプリを作ろうと言う考えはFLASH4の頃から持っていて、このサイトでも公開している、勤務時間の情報収集用アプリケーションを作ったことがありました。
説得力のあるサンプルを作ろうと思っているのですが延び延びになっています。今回の仕事が終わったら、是非やってみたいとアイデアを練っているところです。デザインの才能はないのですが、スクリプトは何とかなりそうです。挑戦するのが楽しみでもあります。
FLASHとデータベース、PHPを連携させれば、いろいろと面白いことができるはずです。さて、どんなアプリにしようか・・・

7月 24, 2003 - 生活    No Comments

花屋さん

今日、待望の花屋さんが来てくれました。雑草を取り、花を植え、水遣りをして、荒れ放題だった庭は見違えるようになりました。さすがにプロです。
その間、2時間ほど。去年の台風のときに、お隣の倒れてきた物置の下敷きになってぺしゃんこになったコニファーもしっかり復活しました。一時は枯れるかと思うほどでしたが、新しい葉が茂り元気になりました。
恥ずかしながら庭の木や花の名前は殆ど知りません。お任せなのですが請求書を見ると、日々草、ポーチュラカ、ペンタス、トレニア、ケイトウ、ヤブデマリ等。今度こそ、水遣りと雑草取りをまめにしてきれいにしておこうと思います。
残念だったのは、家の生ごみ処理機で作った肥料があまり使えなかったこと。醗酵していないからだそうで、根に直接触れると枯れるかもしれないとのこと。最近たまってきているので、どうしたものかと思案しています。

7月 23, 2003 -    No Comments

リスク

昨日は「大逆転」からのアドバイスを紹介しましたが、同じ本からもう一つ教えられたことがあります。それは、何かをするときのリスクについてはよく語られますが、それ以上に重要なのが、何かをしなかったときのリスクを同時に考えなければいけないと言うことです。
「大逆転」の中では実話として谷底で待機している救急車のことが書いてあります。危険な山道でときおり車が転落して死傷者が出るのですが、道路を整備する予算がない。そこで救急車を待機させているというわけです。
普通は変化を嫌うことが多いと思いますが、変化しないことが大きなリスクである場合があるということですね。キース・オルバーマンが言っていたように、「よしよし、うまく行っている。このまま同じことを続けて、目先だけちょっと変えればいい、そんなことを考えていると、自分が自分のパロディになってしまう危険がある」
特に順調に行っているときに思い出したい言葉です。

7月 22, 2003 -    No Comments

アドバイス

コンチネンタル航空を描いたゴードン・ベスーンの「大逆転」には面白い話がたくさん詰まっていますが、私が感心したのは、次の一言のアドバイスです。
バックパックひとつで旅に出るハイカーの最初の旅は、不安だらけでした。いろいろな心配が頭をよぎります。そのときにリーダーは、これさえ守れば必ず目的地にたどり着けると言う魔法のアドバイスを教えてくれました。それは、
「止まるな」
このアドバイスは何にでも当てはまります。特に一人で仕事をしていると、澱んでしまいがちですが、自分で自分を時代遅れにしてしまうくらいの意気込みが必要です。そうでなければ競争相手に時代遅れにされるでしょうから。
えらそうなことを言ってすみません。言うはやすしで、私も努力していますが・・・

7月 18, 2003 - 言葉    No Comments

到着

リメイク版の「ひょっこりひょうたん島」を楽しみに見ています。オリジナルが放映されたときは小学校低学年。そのギャグがまるでわかりませんでした。
ドン・ガバチョの「今日がダメなら明日があるさ・・・」という歌ははっきり覚えています。井上ひさし氏によると、この歌を聞いて一家心中を思いとどまった人がいるといいます。ですがガバチョは単にいやなことを先延ばしにしていると言うのが真相のようです。
ガバチョの声をやっていた藤村有弘さんは、だいぶ前に亡くなりましたが、リメイク版でガバチョをやっていた名古屋章さんも先日亡くなりました。
「いつまでいっても明日がある・・・」わけではありません。全ての物事はいつか終わります。
でも「大切なのは、どこかを指して行くことなので、到着することではないのだ、というのも、死、以外に到着というものはありえないのだから」と言うサンテグジュペリの言葉も、亡くなった須賀敦子さんの「遠い朝の本たち」で知りましたが、悲壮感よりも元気付けられる言葉です。

7月 17, 2003 -    No Comments

ミャウ・・・

今秋、タカラからバウリンガルの猫版、ミャウリンガルが発売になります。もう10年以上前ですが、会社のアイデア募集に、これと同じアイデアを出したことがあります。今考えると赤面します。当然無視されました。最近その話を前の会社の友人にしたら、こういうアイデアを製品化するのがSONYなどの企業で、うちは大企業病ですね、とやさしい答えが返ってきました。
アイデア募集にその前に出したアイデアは賞をもらっています。AIを使って、勧誘電話に対して、「そうですね」「どうしてですか」などと対応させ、電話を長引かせるというものでした。製品化はされませんでしたが・・・。
ミャウリンガルは発売されたらいの一番に買って、フーちゃんとコミュニケートしたいと思います。でもフーちゃんの言うことは分かっても、私の言うことはフーちゃんにはわかりません。逆方向の翻訳が必要だと思うのですが・・・。

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