日経コンピュータ5/3号の特集は「ソフトハウス 大淘汰時代 10年後に生き残る条件」で、かなり深刻な話です。
特に地方のソフトハウスに厳しさが増していると言うことで、ソフトハウスから仕事をいただいていて、いずれ新潟へUターンするであろう私としてはショッキングであった。
やはり仕事は東京に集中していて、売上高13兆9731億円の57.3%を事業所数31%の東京が占めている。
特集では、例を挙げつつ、勝ち残りの3条件として、
(1)経営者が確固たるビジョンを持つ
(2)ユーザー企業から直に仕事を受ける
(3)負けない一芸を生み出す
と、しています。成功例の企業では3条件全てがそろっているわけではないのですが、ある種の強みを持っていることは確かです。
逆に、3条件がそろっていても、淘汰されるところは淘汰されるんだろうなあと思います。
成功から学ぶ特集にしては、サンプルの企業が圧倒的に少ないと思います。サンプルを増やすとまとまらなくなる可能性も大きいですが。
まずは自分自身のビジョンを持つところから始めなければ・・・。この特集や、最近お会いしたエネルギッシュなS社のNさんのお話を伺って、自分にはっぱをかけなければと強く感じています。
インターネットラジオのチューナー代わりに、使っていないWindows98のNoteを使おうとしたのですが、断念しました。
使えないことはないのですが、Noteについている出力端子は、ヘッドホンの端子になるのですが、Note側の出力を最大にしたとしてもアンプのボリュームをかなり大きくしないと聞こえません。
これだと、FMやCDを聞くときの音量と、かなり差があり、そのつど調整しなければいけません。
それでデスクトップから、ケーブルを引っ張って、アンプにつないだのですが、音楽以外のPCの音が、アンプの電源を入れていないと、聞こえないというデメリットがあります。
ネットラジオ専用の安価なチューナーをどこかで出して欲しいのですが・・・。(試作品はあったらしいですが)
SOHO AWARDにノミネートされたものには発見が多い。
試してみたいものが多いのですが、今日は2つ。
1つは、岩波新書の森清著「仕事術」です。私の理想としている公私融合について述べています。「公私融合」という言葉は花田啓一氏の著書で知って、共感したのですが、花田氏の特許というわけでもないようです。
読み終わったらまた報告します。
もうひとつはインターネットラジオ。BGMを使うのは週末くらいなのですが、チャンネル数の多さは魅力です。本当はチューナー部だけのものが欲しいのですが、とりあえず、レガシーのノートPCをインターネットラジオチューナーにして、コンポにつないでいます。
そのために久しぶりに引っ張り出したWindows98マシンのUpdateが18件もたまっていました。
ほかにもチェックしたいものが多くあり、目が離せません。
デマルコ&リスターのソフトウェア・プロジェクトにおけるリスク管理の本。14章まで読みましたので中間報告します。(全23章)
デマルコは中を見ないで本を買うことにしている数少ない著者の一人です。
第1部 なぜリスク管理をするのか
まったくリスクのないプロジェクトに手を出すのは負け組みだ。かならずといっていいほど、何も得るものはない。そうでなければ、とっくの昔に誰かが片づけているはずだ。時間と労力を節約して、もっと価値のあることに使ったほうがいい。
リスク管理の反対を「危機管理」といい、問題が発生した後に何をするべきかを考えることを意味する。
リスク管理を構成する主な活動
・リスク発見・・・ブレーンストーミングによるリスク選別と、新しいリスクを発見するための継続的なプロセスの導入
・エクスポージャー分析・・・それぞれのリスクが実現する確立と、その影響を数量化する。例えばリスクの発生確率が20パーセントで、発生した場合に100万ドルのコストがかかるとしたら、リスク・エクスポージャーは20万ドルである。
・危機対応計画・・・リスクが実現した場合に何をするべきかを計画する。これのみをリスク管理と誤解されることが多い。
・軽減・・・リスクの発生を検出する指標を考え、発生までにとる処置を計画する。例えば火災のリスクに対し、消火器、火災報知機の設置避難訓練など。
継続的な移行監視・・・管理するリスクを追跡し、実現しないかどうかを監視する。
デンバー国際空港 この失敗は、言われているようなソフトウェアの開発プロセスの問題ではなく、リスク管理がなされなかったことが問題である。
(続く)
先日、H社のT氏とお会いしました。会社を立ち上げて2年もたっていないのですが、講演に、本、雑誌の執筆、WEBアプリの開発、シェアウエアの開発と活躍されいます。
主に数人のSOHOと仕事をされていると言うこと。お忙しい中、私のPHPのソースプログラムを読んで、コメントをくださいました。
アイディアはたくさんあるが、時間と予算がないとのことでした。私のひとつの理想形を見る思いがしました。
やはりアイディア勝負でしょうか。SOHOドメインで紹介されたシェアウエア開発で成功したムーンソフトの山下氏もアイディアを集めるために、直接、収入に結びつかない仕事をやっておられるとのこと。
これもまたエネルギッシュな方で1つの理想です。
なんとか顧客のニーズを掘り起こして、アイディアにし、シェアウエアにしたり提案型の開発に持っていくのが理想です。

「100万回生きたねこ」の佐野洋子さんのイラスト・エッセイ集。
佐野さんが猫を見つめる目は、シニカルで、正直で、暖かくて、馬鹿にしていて、尊敬していて、物悲しくて、まるで旧友を見ているよう。
猫好きにしかわからない文章多数。イラストも超たのしい(100万回・・・の白猫が特別出演)。
2,3年前、Googleキラーとして登場したTEOMAですが、日本語化されないこともあって認知度は低いのではないでしょうか。
実は日曜日にTEOMAのクローラーが、hkawaguchi.comのサイトに、かなりの足跡を残していきました。ドメインがcomだったからでしょうか?
それとも日本語化される前兆なのでしょうか?
マイクロソフトが買収する話もあるようですし、ユーザーとしては、新たな選択肢が増えてくれればうれしいのですが・・・。
どちらも迷子になったペットを探すポスターを集めたもの。後者の翻訳は1996年に、前者の翻訳はは2003年に出版されました。
ページをめくっていると切なくなってきます。
こんな具合です。
「謝礼します。名前はモリス、20才。歯はなくて、青い目、片方の耳はちぎれていて、足も悪いです。」
子供が書いたと思われる涙を流している猫の絵と「ぼくをさがして!」の書き込み。
1枚1枚のポスターに家族のストーリーがあります。
フーちゃんが帰ってきた幸運を改めて感謝しています。
最近またルーチンワークに見舞われています。そこで、それを乗り切るための対策を考えました。
(1)ルーチンワークが生じないようにする。ドキュメント作成などは通常の設計業務と同時に進める。ただし、こういうドキュメントが必要と、後から要求されることがあります。
(2)できる限り効率化できるように工夫する。どちらを選んでも同じくらいの手間になるときには、手を使うよりも頭を使うほうを選ぶ。一見回り道に見えても後が楽になることがあります。
(3)今日はここまでやるという目標を立てて、何が何でもそれを守る。
(4)別件の調査など頭を使う作業をちりばめる。
(5)どうしてもいやになったら、しばらく眠って頭をリセットする。
AccessのOLEオブジェクト型のフィールドにOLEドキュメントを入れる件で、Microsoftから最終回答が来ました。
結論はVB.NETではできない。VB6.0を使うべきである。
OS特有の機能は使われなくなる方向にあるとのこと。
Accessのフィールド名はもはやOLEオブジェクト型とはいえなくて、BLOB型とでも呼ぶべきでしょう。
回答を待たずにVB6.0で作りこんでいたのですが正解でした。
今回は制限事項ということで1インシデントが消費されました。まあ4月で今回の契約は切れるので問題はなかったのですが。