山田和夫
ソフトバンク クリエイティブ株式会社(2006)
去年買って、積読になっていた本です。次のお仕事に使うかも知れないということで予習しています。
EJBは敷居が高いと思っていた私にとって、3.0の登場は、福音となるかもしれません。
山田さんは、前書きで、そのメリットを力説する。
「彼ら(Web層を中心としたベンダー)は多くの場合PHPなどの簡便なスクリプト言語を使用したり、Web層のコンテナであるTomcatとJDBCを使って動的なサイトを構築していた。たいていはEJBを利用するメリットがないと判断されていたようだ。
EJB 3.0は、そんな彼らにとっても福音となることは間違いないと確信する。なぜなら、ロジックとデータベースの物理設計が同時にコードにかけるアノテーションを使うと、1人で何役もこなさなければならない小規模案件にも強い機動力を与えることになるからだ。」
「これまでは、『分散しないのであればEJBでなくても』という論調をよく目にしたが、これからはEJBを使いたいがために、分散しなくてもEJBを使うというケースも出てくるだろう。」
「本書は、2.1までのEJBを使って内心うんざりしていた開発者、従来からWeb開発を行ってきたがEJBは敬遠していた開発者を対象として、EJB3.0の新しい部分を紹介する内容になっている。」
ここまで書かれたら、読むしかないです。
現在、1/4ほど読みましたが、なんとか理解はしているが、腑に落ちていない、といった状況。
サンプルのコードは非常に簡単なコードですが、複雑なアプリはどんな感じになるのか、想像するとちょっと怖いですが。
リファレンスを除いては、週末前になんとか読み切ります。
今の家に越してから、ずっとCATVを使っています。
当時は、ADSLも普及していなくて、CATVだけがブロードバンドを享受できる環境でした。
ついでにTVも使えればいい、アンテナもいらないし、くらいの感覚でした。
今、最低の料金、月2,000円を払っています。
今はネットは、B-フレッツだし、TVはあんまり見ないし、と思っていたら、将来CATVのアナログ放送がなくなって、デジタルになると、月の料金が、3,990円になるという!
いっそ、アンテナを付けて、CATVを解約したほうがいいのではないか、と思い試算しました。
アンテナは、FMと地デジとBSそれに混合器と地デジ・チューナーをこちらで用意して、業者にアンテナを取り付けてもらうと、CATVの料金を3,990円として、1年と9カ月で元が取れる。
ということで、アンテナ・プロジェクト始動。
写真は、CATVのデジタル移行のセットトップボックス無料交換キャンペーン。
福岡伸一さんのベストセラー。
少し前から、書店に平積みになっているのを知っていて、興味をひかれていたのですが、読む時間がないということで、あえて、無視していました。
それが、先週の日曜に、NHK-FMの「トーキング・ウィズ・松尾堂」で福岡さんがゲストに出演されて、めちゃくちゃ好奇心を刺激するお話をされたので、番組が終わるのを待たずに、書店に直行、すぐに読み始めました。
いやあ、面白かった。知的好奇心をいっぱいに刺激されました。
タイトルは、「生物と無生物のあいだ」で、これが、テーマとして背景に流れてはいるのですけれど、全編にわたってこのテーマに絞って講釈するのではなく、それを含んだ広い話題を扱った、エッセイ集です。
「生命とは動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)にある流れである」
人間の体を構成する分子は、1年前とはすでにすべてが入れ替わっているという。
人間は単なる静的な物体ではないということです。
「生命とは、テレビのような機械(メカニズム)ではない。」
「私たちは遺伝子を一つ失ったマウスに何事も起こらなかったことに落胆するのではなく、何事も起こらなかったことに驚愕すべきなのである。動的な平衡がもつ、やわらかな適応力となめらかな復元力の大きさにこそ感嘆すべきなのだ。
結局、私たちが明らかにできたことは、生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だったのである。」
エピローグの福岡さんの少年時代の思い出が、とてもロマンチックで心に残ります。
新書で、読み終わって取っておきたいという本は数えるほどしかないのですが、この本は、本棚のスペースをあけて、いつでも読めるようにしておきたいと思います。
新たに用意したのは、MacOS対応をうたったプリントサーバー、PLANEXの「Mini-101U6」とRicohのモノクロレーザー・プリンタ、NX650Sのポストスクリプトのモジュールである、「モジュール タイプ B」。
ところが、これが印刷できない。
MacとプリンタをUSBで直結すると、問題なく印刷できます。
Mac側ではプリント中のままで、プリンタのデータINのランプが全く点かない。
それでプリントサーバーを疑ったのですが、PLANEXの対応は、今までの最悪。
フリーダイヤルに何回かけても、込み合っているからかけなおせ、というアナウンスが流れて切れる。
PLANEXのホームページも、この製品のページに、ダウンロードのボタンがあるが、クリックしても何も起こらない。
それで、仕方なく、メールでの問い合わせにしたのですが、これにしても、込み合っているから返事が遅れる、という警告が・・・。受け付けたというメールも来ないし。
これで、返事に1週間もかかったら、もう絶対PLANEXの製品なんか買わない、と心に誓ったのでした。

今週のRadio.Meowingsは、TVのサントラ「The Kids From Fame」、John Denver、Keith Jarrett、Satieの音楽をお送りします。よろしかったらお聴きください。
24日
22:30 Optiplexの音声の出力ジャックから音が出ていないことに気づく。その代りに内蔵スピーカーから小さい音で鳴っている。
23:00 DELLのサポートに電話。ドライバを再インストールしたがダメ。マザーボードを交換するということで、翌日訪問修理ができるとのこと。電話が終わったのが23:59.翌営業日オンサイト修理というのは本当ですね。
25日
9:00 中国人らしき名前と発音のオペレーターから、部品が10:45分に届くということと、サービスマンの訪問時間を別途連絡するという電話。中国で対応しているのでしょうか?
10:15 NTTの子会社と思われる会社からサービスマンの訪問時間の確認。11:30か13:30かということで、11:30にお願いしました。
10:25 バイク便でマザーボード到着。
11:30 サービスマンから電話。渋滞で12時ころになるということ。NTTの子会社の方で、DELLと契約を結んでいる会社らしいです。
12:15 サービスマン到着。
12:40 マザーボード交換作業完了。テスト開始。メモリの搭載量が多いので、時間がかかる。
13:05 テスト完了
13:25 現象直らず、調べた結果、デフォールトのオーディオデバイスがSkypeフォンになっていることが判明。これをPCのデバイスにすることで解決。ボードは関係なかったみたい。内蔵スピーカーからの音だと思ったのは実はSkypeフォンから出ていた音でした。
13:30 ということで、サービスマンの方は引き揚げました。申し訳なかったデス。原因ははっきりしないのですが、iTunesをアップデートしたときと一致していたような・・・。気のせいかしらん。
・Macにはまっています。Windowsは仕事用だけど、画像やら音楽やらで遊ぶには、Macかなあ、と思い始めています。iTunesでCDから音楽を取り込む時の、CDドライブの静かさには、ほとんど感動。昨日は、iPhotoでささっと、2冊の写真集を作って、1冊づつ注文。20%OFFがうれしい。
・MacでRICOHのカラーレーザーで印刷したかったのですが、いろいろ調べても、PostScript用のモジュールを追加しないとできない。80,000円もするのですよ!いったいどこが儲けているのか。Adobeですかね?その代りにNX650Sという、これもRICOHのA3モノクロレーザーのPostScriptモジュールが、オークションで3000円で出ていて、とりあえず落札。直接つなげば、Canonのip4300でも印刷できそうなのですけれど、ネットワーク経由で、しかもレーザーで出したいという我儘です。
・Keith Jarrettの「Koln Concert」(本当はoのウムラウト)が届いて、MacのiTunesで読み込み。「Part1」の最初の部分が非常に美しい。CMに使われたそうですが。
・フーちゃん用に、フェザーの高いクッションを買ったのですが、乗ってくれない!一度乗ってみてよ!寝心地はとってもいいはず!ちなみに昨日の写真は無理やり乗せたときのものです。
・食生活がだいぶ変わってます。菜食主義に近くなって、朝は、果物と絞った人参・リンゴ・レモンのジュース、お昼は、トーストと、市販の野菜ジュースとゆで卵、夕食はご飯と木綿豆腐とキムチ。間食に、アーモンドなどのナッツ。
・MicrosoftのOne Careが4月で契約更新ということで、メッセージがでました。セキュリティ・ソフトに決定版はなさそうなのですが、今まで、Norton、V3、Kasperskyと使ってきました。その中では一番トラブルが少ないです。
・激安ノートとして騒がれている5万円パソコン。私には激安とは思えないのですが。もう少し足せばDELLのノートが買えますよね。むしろ、199ドルが何故5万円になるのか、その辺が非常に疑問です。
きっかけは、appleからの1通のメール。
昨年、ネットラジオの確認用に、Mac-miniを購入してから、時々ダイレクトメールがきます。
先日のメールは、iPhotoで作った、フォトブックが20%OFFというもの。
前から、自分で写真集を作りたいと思ったので、まずは、Windowsで同様なサービスがないか調べてみました。
するとハードカバーとなると、少ないし、自費出版扱いで非常に高い。
小型のソフトカバーの本なら、2000円しないで作れるのですけれど。
それで、Macでフォトブックを作ってみようと思ったのですが、Mac-miniに載っているiLifeは06。
08にすると、作れるフォトブックの種類が増えるという。
迷った挙句に、iLife08を購入(まだ届いていない)。
とりあえず、06で800枚位の写真をCD-Rに焼いて、Macに読み込ませる。
後でわかったのですが、Sambaサーバーと接続できるので、こんなことは不要でした・・・。
私の場合は、重要なファイルは、RAID1のSambaサーバー上にあるので。
それで、今回、少しMacをいじったのですが、なんかMacが好きになりそうです。
ハードも含めて、洗練されていて美しいという印象ですね。
フォトブックの方は、昔、アルゼンチンに行っていたころの写真集と、フーちゃんの写真集を作るつもりです。
前者は130枚位、後者は、650枚ほどの写真があります。
20%OFFのクーポンは、2月末まで何回でも使えるので、1冊づつ作ってみて、良ければ数冊、増刷したいと思います。
Macを使う頻度も増えそうだということで、Mac-miniの1年間の無償保証期間が近々切れるので、さらに2年の保障延長パッケージも、結局購入することに。
appleはユーザーの購入意欲をそそるのが非常にうまいです。
今日のニュースで、appleが増収増益だということ。納得です。
「あなたの人生を変えたいと思うなら、
一、今すぐ、始めよう
二、燃えて、取り組め
三、途方もないことをやれ」
—ウィリアム・ジェームス
「困難なことは、それがまだやさしいうちに始めなさい。
偉大なことは。それがまだ小さなうちにやりなさい。
世界中の困難な問題も、かつてはやさしかったに違いない。
偉大なことも、かつてはとるに足らない小さなことだったに違いない。
千里の旅も、第一歩から始まるのだ。」
—老子
「彼らができるのは、
自分はできると、
彼らが
思っているからだ。」
—バージル
スーザン・ヘイワード編「人生を思いどおりに生きる知恵の言葉」