

やっぱり60年代の音作りが好きだ!
NHK FMで流れた1曲が縁で、The Walker BrothersのCDを2枚購入しました。ファーストの、65年「Take It Easy With The Walker Brothers」とサードの67年「Images」。活動期間は64年から68年、実際には兄弟ではない人たちの3人組です。
当時はビートルズとモンキーズが大盛況でしたが、当時、小学生の私は、TVのモンキーズが大好きでした。もう少し年齢が上だったら、ウォーカー・ブラザースも聴いていたかもしれません。
聴いてみて思ったのは、やはりこの頃の曲作りの姿勢やアレンジが好きだな、ということ。3分間に命をかけるような気迫があった。どれもシングルカットできそうな曲ばかり。ストリングスやホーンがリッチに入ったアレンジも素晴らしいし、3年続けて、毎年LPを出せたことも驚異的です。今回、WEBラジオ用に各アルバムから3曲選んだのですが、これが至難の業。来週公開しますので、お楽しみに。
最近、JPOPを少し見直しているのですが、まだ、NHKが月曜から金曜の毎日夜9時から約2時間、JPOPのみ流している状態は異常です。JASRACの戦略に乗せられている感じです。JASRACと公取委が争っていますが、私にはJASRACの言い分は説明になっていない、と感じます。
JPOPを見直したのは、この時間帯のDJが変わってから。以前はラップやパンクが多く、昔の曲はほとんどかからなかったと記憶しています。こんなアーティストが売れているのか、と不思議に思うようなゲストが多数でした。今はPOPな曲が多いし、昔の曲もかかります。
では、日本にも、SoundExchangeのような組織ができて、WEBラジオで日本の楽曲が使えるようになる日を夢見て。