9月 2, 2011 -    No Comments

「プログラミング Scala」

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入門書かどうかは、迷うがJava経験者なら、問題なく読み進められる。丁寧な網羅的な解説。原著は2009年だが、翻訳は2011年。2.7ベースだが、訳注で2.8との差分を、懇切丁寧に解説している。翻訳は、初めの方は読みにくいが、中盤以降、殆ど気にならなくなる。残念なのは、期待していた関数型のプログラミングについての解説が、少なくて、脳の違う部分を刺激してくれるのでは、と思っていたのですが、結局はスタックの制限を受けて、手続き的な書き方との折衷にならざるをえないのには、心底がっかりした。大昔にLISPでプログラムを書いたときには、こんなせこいことはやらなかったような・・・。でも、この本の目的は、思想を伝えることではないので、プログラミングには必要十分だと思います。感心したのは、”Better Java”の部分でしょうか?それだけでも結構刺激的です。

それでは翻訳がまずい例を1つ。「DSLは迅速な機能変更と、気を散らす原因となる実装の詳細の隠蔽を促進します」「DSLを使うことで容易に機能を変更でき、また本質的ではない実装の詳細を隠蔽する効果を高めます。」素人にもこのくらいの日本語は書けます。

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