1月 14, 2011 - インターネット    No Comments

ReadyNAS Remoteの顛末

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先日、NETGEAR のReadyNASのディスクを500GX4から、2TX4に増設しました。実質的な容量は5.5Tくらいです。それに伴って、TimeMachineの機能を有効にして、3台のMacのバックアップをNASでとることにしました。TimeMachineで使える容量は、NAS側で制限があって、2Tですが、当面は大丈夫です。たまにMac上でバックアップ中にエラーが発生します。またディスクを選び直せば問題ないので、あまり問題とは思っていません。デスクの上から、2代の外付けHDDとそれに伴うUSB接続と電源がなくなってとてもすっきりしました。

そうすると欲が出てきて、ReadyNAS Remoteを使ってみようと。これはサブネットの外部、公衆LANなどからNASに接続する機能です。これが出来れば、ネットが使えれば、いつでもNASの5.5Tにアクセスできるという夢のような話です。DropBoxの2Gなんて目じゃありません。で、NAS側のアドオンをプリインストールのv1.0.9.30からv1.0.9.51にアップグレード、MacBook Airへも最新のRemoteソフト1.0.21をインストールしました。

ところが接続できない。Windowsのクライアントからは正常に接続できました。(Macの VMWare上の Windows7ですが)Macですと接続中のまま、Finderが応答なしになってしまう。NETGEARのサポートにも連絡して、いろいろ試しているうちに、分かったこと2つ。NAS側のアドオンは v1.0.9.30でなければならない。つまりダウングレードする必要がある。それからMacクライアントのRemoteのセッティングは、プロトコルをデフォールトのAFP からSMBに変更する。これで一応つながりました。ただし、一旦ログアウトして再度接続しようとすると、やはり応答無し状態に。まだ何度も試したわけではないので、何とも言えませんが、進展はしました。

実は、iPhone用にRemoteアプリが販売されているのですが、試してみたところ、NASに FTPで接続しようとする。おいおいっていう感じで、これは諦めました。350円のアプリでしたがお蔵入りです。

NETGEARは対応がかなり遅いので、期待しないで待つことにします。Snow Leopardのときには、どれだけ待たされたことか・・・。

1/16追記

その後、Macでもまあまあ安定して接続できています。Windowsで、安定して接続できたのは、どうやら、クライアント側のファイアウォールの設定が関係しているようです。Windowsの場合は、ローカルなネットワークか公衆網か自動的に判断しているようですが、私の使っているMacの VirusBarrierV6ですと手動です。設定をクライアントに設定することで、割と安定した接続が出来ました。クライアントの設定とは、3つのルールで、まず、インターネットからMacへのConnected Serviceは遮断、あとは双方向許可のモードです。

なお、何度も接続を繰り返していると、Finderが応答しなくなることがあります。その場合はRemoteをログアウトしたりしてもダメです。Macの再起動が必要です。

1月 14, 2011 - 生活    No Comments

音楽目覚ましの本命か

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気持ちの良いお目覚めにはこだわりを持っています。一時は自分でiPhoneの目覚ましを作ったくらいです。今回購入したのは、YAMAHAのTSX-70(ダークブルー)です。iPodあるいはiPhoneをソースに出来るアラームクロックです。

iPodが存在しない、その昔、音楽CDによる目覚ましクロックがあったのですが、(Marantzでした)音楽で目が覚める前にCDの回転音で目が覚めるという興ざめな代物でした。(それでも無理して使っていました)

次は、メモリを持った目覚ましクロック、(VICTOR RD-M1)CDからメモリに音楽を記録して鳴らす。但し、CDの曲名情報を取得するのに、ガラケーが必要と言うことで、iPhone購入時にお蔵入りに。もう一つ残念だったのは時刻表示の液晶が小さくて、離れると読めないんです。いいところはFMの外部アンテナ端子の入力があったことと、目覚まし音楽を小さい音量から次第に大きく鳴らすことが出来た点(時間間隔は固定)か。

その後、iPhoneの目覚ましを自分で作って1年くらい使ったのですが、OSの進化に追いつけずに、放置状態となり、普通の目覚まし時計(SONY ICF-C470)に戻っていました。これの良い点は、時刻の文字が大きかったこと。悪い点はFMはフィーダーアンテナのみだったこと。

そしてたどりついたのが、YAMAHAのTSX-70です。最初は使っていないiPod Classic 20Gを使おうかと思っていたのですが、起動するときにかすかにディスクの回転音がする。それでやはり使っていない、iPhone 3G 16Gのモデルを目覚まし専用にしました。時刻の表示文字の大きさは、少し小さいですが許せる範囲。表示の明度を3段階で調節できるところも好感度。FMアンテナの外部入力も有りです。面倒なのは、アラームをセットするときに、iPhoneを再生状態にして、スリープさせないと行けない点か。時刻になって音楽が再生されて、止めるために電源ボタンを押すと、もうアラーム待ち状態ではなくなります。時刻は覚えていますが、またアラームボタンの押下が必要。普通の目覚ましクロックは1度セットすれば、後は鳴ったときに止めるだけですよね。再セットはいらない。その点ちょっと面倒くさい。

ちなみにボディーは側面が金属と前面がプラスティックですが、割と高級感があり、デザインは良いと思います。ダークブルーは人気がないみたいですが、私はかなり気に入っています。音はフラットな感じで、あまり艶っぽいという感じではないです。低音は割と出ています。コンパクトで、寝室のサイドテーブルに余裕で乗ります。操作もほぼ直感で行え、短いマニュアルはざっと見ればOK。それから、付属のリモコンはiPod要なので、iPhoneのiPodの制御はできません。iPhoneをドックに入れると、「対応機器ではない」旨のメッセージが出ますが、音楽の再生は出来ます。

1月 2, 2011 - 生活    No Comments

あけましておめでとうございます

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例年は郷里の白鳥の写真を掲載するのですが、今年は、河原に行く少し前に、土手を除雪車が通って白鳥がみんな逃げてしまったと言うことで、もぬけの殻でした。暫く待っていたのですが、諦めて帰りました。せっかく、パンをあげようと食パンを2斤も持って行ったのですが・・・。この写真は河原の近くの山です。帰省先では両親と良くおしゃべりしましたが、ロシアや中国の領土問題で盛り上がって、高齢ながら意気盛んでした。僕よりも運動しているし。新幹線の中では、MacBook Airをつかって、AppleのiPhoneのサンプルコードを読んでいました。マルチスレッドのネットワーク処理のあたりです。未だ全部理解できていないのですが、非常に勉強になりました。ところで、Airはよいですよ。軽い、薄い、速い、バッテリが持つ、静か、欠点としては、著作権保護された音楽CDやDVDがリモートディスクで使えず、結局外付けDVDが必要になったことと、移行アシスタントで移行するときにWi-Fi経由で行うと丸1日もかかり、なおかつ不安定(私の場合は終了直前で回復できないエラーになった)であること(外付けHDDとTimeMachineを使うが吉)、音声出力の光がなくなったことくらいでしょうか?2年近く使った、MacBookは箱に入れてしまっちゃいました。iPadも出番があまりなくなりそうです。

12月 4, 2010 - 音楽    No Comments

最強のZawinulトリビュート “Fast City”

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YouTubeで、”In A Silent Way”を探していて、偶然に、Metropole Orkest/Vince Mendoza の “Nubian Sundance” を見つけました。その素晴らしいオーケストラとソロ・アーティストたちの迫力にぶっ飛びました。ウェザー・リポートのアルバムで聴いているはずなのに、全く記憶に残っていませんでした。ええっ!こんなにいい曲だったの?驚いて、YouTubeを漁って、もう8曲見つけました。どれも素晴らしい!アップされて1年になるのに、まだアクセスが数千とは少なすぎませんか?というわけで見つけたのが、このCD。収録曲は、”Elegant People”が外されたかわりに “The Juggler”が入った全9曲。Vince Mendozaのアレンジに拠るところが大きいですが、感じたのは、原曲のよさを感じ取るセンスです。楽譜から音楽を紡ぎ出すミュージシャンもすごいですが、シンプルな原曲から、分厚いオーケストラの音を創造するアレンジャーはもっとすごい!完全脱帽です。

11月 21, 2010 - 未分類    No Comments

近況20101121

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casa_coffee.jpg・久しぶりに少し離れた商業施設の中のSTARBUCKSへ行きました。Tully’sばかりに行っているので比較になるのですが、店内のディスプレイは、STARTBUCKSがセンスがいいですね。椅子やテーブルもしっかりしていて、落ち着ける感じがします。

・雑誌「カーサ ブルータス」では、珈琲とパンの特集。サードウェイブと呼ばれる珈琲は、エスプレッソからドリップに回帰しているようです。パンで最初に紹介されていたツォップさんも近くです。数年前から名前だけは知っていました。そういえば、MIKOさんはどうしているのかなあ。

・プロジェクトはGOが出るかどうかのぎりぎりのところにいますが、GOが出たら出たで、厳しいものが待っていそうです。今からなるべくリスクを減らしておくこと!私への報酬は、そのリスクを引き受けることで得られているだなあ、と妙に納得。リスクとの戦いだ!

・111 YEARS OF DEUTSCHE GRAMMOPHON はVol.1 の55枚をやっと聴き終えました。私の中でのベスト3は、1. BACH:THE ART OF FUGUE/EMERSON STRING QUARTET 2.MOZART:REQUIEM/Karl Böhm 3. ADAGIO/Mischa Maisky 次点は、BEETHOVEN:PIANO CONCERTOS/Wilhelm Kempff ただいま、Vol.2の56枚を聴いているところです。BOXものも発見があって良いですよね。取ってもお買い得ですし。

・Radio MeowingsでPaul Buckmaster の特集 Vol.1 を毎日昼12時より放送中です。Vol.1はElton Johnの曲集です。

・茂木健一郎さんのツイートとブログにはまっています。そのエネルギッシュなことは比類無い。是非。

・例によって、MacBook Airが欲しくなっているのですが、もし、プロジェクトにGOが出たら、記念にということで。

・Wikiで寄付を募っていますね。少額ですが寄付させていただきました。散々お世話になっているし。でも心配です。Radio IOも、無くなる前に、寄付を募っていたし・・・。ネットユーザーは懐堅いからなあ。

10月 31, 2010 -    No Comments

「脳がヨロコブ生き方」 茂木健一郎

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Twitterで茂木さんのフォローをして、その毎朝の連続ツイートの面白さから、書店で茂木さんの本を買ってみました。これは、ブログをまとめたものです。他に、「生命と偶有性」も買い込みました。いやあ、「脳がヨロコブ生き方」面白い。こんなに精力的に科学、文学、音楽、絵画、映画、伝統芸能など縦横無尽に語る。脱帽です。こんなことを言うと怒られると思いますが、昔ライアル・ワトソンから受けた知的な刺激と通ずるものを感じました。それよりも格段に幅が広くて、ハングリーで、そして日本人です。ソニーの研究者でもあることに、ある種の驚きも。ソニーはまだまだすごい。是非、Twitterで茂木さんのフォローをするか、ブログを読んでみてください。きっと見直します。

10月 16, 2010 - 未分類    No Comments

フーちゃん近影20101016 と 111 YEARS OF DEUTSCHE GRAMMOPHON

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・フーちゃんは元気です。先日も、猫ドアから勝手に入ってきたグーちゃんと大げんか。と言っても、大声で威嚇するだけで、お互い手は出さない。そのグーちゃんですが、なんと居間の窓の鍵を内側から開けて、ベランダに出ていました。びっくりです。頭の良い猫だなあ。

・今年の初め頃、購入しようとして、既に高値が付いていた、「111 YEARS OF DEUTSCHE GRAMMOPHON」がまた手に入るようになりました。55枚組で10,000円を切ります。名盤ばかりですし、オリジナルのジャケットを再現。ジャケットは安っぽいですが、至高の宝箱です。本当に素晴らしい。こういうものこそ世界遺産にするべきですよ。続編ももうすぐ出ますし、クラシック好きな方は早めに購入された方が良いですよ。またすぐに品切れになると思います。今年No.1の買い物かもしれません。

・お仕事の方は、iPhone、 iPadにかける時間が全くとれなくなってしまいました。コードも殆ど書いていなくって調査業務が多いです。僕は、調査やプロトタイプ作りが合っているみたいです。

・iPhone4は、アンテナ問題が解決して、ホワイトモデルが出るのを待っています。エコポイントでもらったギフトカードやお店のポイントを一気に使うつもりです。

・お仕事用のiMacを買い換えたのですが、2年使った古い機種をソフマップに売却しました。マックスの限度額プラス、増設メモリ分でした。買ったときの価格の1/3くらいです。買取って、元の状態にどれだけ戻せるかでかなり違います。メモリやディスクを大きいものに変えると減額の対象になります。(なにかというと減額されます)前の部品は取っておくべきですね。箱類も。

・iPadをお仕事に使い始めています。会議だけなら、資料をPDFにしてiPadで十分です。軽いし、起動は速いし、ピンチアウトで拡大できるのも便利です。PDFの閲覧ソフト、GOOD READERが大活躍です。こんなものを115円で売られたら、もう自分でアプリを作る気にはなりません。すごいソフトです。

・Radio Meowingsに入れようと、ディオンヌ・ワーウィックの歌う、バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーの曲を何曲か聴いたのですが、残念ながら不毛ですね。いい曲がない。キャロルの詩は、フェームの「スターメイカー」などいいものもあるのですけれど。

10月 3, 2010 - 音楽    No Comments

Reimagines Gershwin/Brian Wilson

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1分7秒の1曲目、Rhapsody in Blueにノックアウトされました。超お勧め。極彩色の現代のガーシュイン。ポップスの頂点にして極北。ビーチボーイズもブライアン・ウィルソンもほとんど知らないが、このハッピーなきらきら感は、本当に聴き終わるのがもったいない39分間。いつまでも聴いていたい。ガーシュインの曲だとは信じがたいほど現代的で、60年代の香りもぷんぷんするが、懐かしさを感じさせつつ、ちっとも古くない。ストリングス、コーラス、ブラス、リードの使い方は神業である。ガーシュインと聞いて敬遠する人がいるとすれば、大変損をしていることになります。是非聴いてください。

9月 17, 2010 - 音楽    No Comments

Chitinous/The Chitinous Ensamble

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初期のElton Johnのアレンジで有名な、 Paul Buckmasterが71年にリリースした、ジャズ・アルバム。時期的にはちょうど、Elton Johnの仕事をしていた頃です。ところがElton Johnの仕事と同じ人のアルバムとは信じれられない内容です。リズムの入らない、バルトーク・ライクなストリングスの曲と、前衛的なジャズの曲の混合のような感じです。よく言われるのは、この頃、マイルス・デイビスと親交があって、彼の「On The Corner」は、「Chitinous」の影響を非常に強く受けている。もっと言えば、ストリングスは入っていないが、そっくりである、ということです。近いうちに、Radio Meowingsで、Paul Buckmasterの特集をやります。 Miles Davisの曲も聴き比べてもらいますので、ご期待ください。もう40年近くも前のアルバムですが、この間リリースされたって言われても信じてしまいそうな、エイジレスな名盤です。好みが分かれるところですが・・・正直言って、好きだ、と言う人はかなり少数派かもしれません。ということで必然的に現在は、高価でしか手に入りません。多分再発もされないだろうという予感です。私も、米TOWER RECORDから始まって、数ヶ月かかって、最終的には米Amazonのマーケットプレイスでやっと手に入れました。(しかも定価の3倍以上・・・これでも安いです)

9月 11, 2010 - 音楽    No Comments

I ♥ ×××/大塚愛

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やられました。J-POPの曲に僕がこれほど感動するとは・・・。ピアノがビューンと鳴ってコーラスが入ってくるあたりでもうめろめろです。これほどの才能を持っている人を見逃していたなんて。NHK-FMの「ミュージックライン」のゲストとして登場した時間に、偶然に聴いていました。寡黙だけれど、とても知的な人、と言う印象です。注目する人がまた一人増えました。

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