

ReadyNAS Remoteの顛末
先日、NETGEAR のReadyNASのディスクを500GX4から、2TX4に増設しました。実質的な容量は5.5Tくらいです。それに伴って、TimeMachineの機能を有効にして、3台のMacのバックアップをNASでとることにしました。TimeMachineで使える容量は、NAS側で制限があって、2Tですが、当面は大丈夫です。たまにMac上でバックアップ中にエラーが発生します。またディスクを選び直せば問題ないので、あまり問題とは思っていません。デスクの上から、2代の外付けHDDとそれに伴うUSB接続と電源がなくなってとてもすっきりしました。
そうすると欲が出てきて、ReadyNAS Remoteを使ってみようと。これはサブネットの外部、公衆LANなどからNASに接続する機能です。これが出来れば、ネットが使えれば、いつでもNASの5.5Tにアクセスできるという夢のような話です。DropBoxの2Gなんて目じゃありません。で、NAS側のアドオンをプリインストールのv1.0.9.30からv1.0.9.51にアップグレード、MacBook Airへも最新のRemoteソフト1.0.21をインストールしました。
ところが接続できない。Windowsのクライアントからは正常に接続できました。(Macの VMWare上の Windows7ですが)Macですと接続中のまま、Finderが応答なしになってしまう。NETGEARのサポートにも連絡して、いろいろ試しているうちに、分かったこと2つ。NAS側のアドオンは v1.0.9.30でなければならない。つまりダウングレードする必要がある。それからMacクライアントのRemoteのセッティングは、プロトコルをデフォールトのAFP からSMBに変更する。これで一応つながりました。ただし、一旦ログアウトして再度接続しようとすると、やはり応答無し状態に。まだ何度も試したわけではないので、何とも言えませんが、進展はしました。
実は、iPhone用にRemoteアプリが販売されているのですが、試してみたところ、NASに FTPで接続しようとする。おいおいっていう感じで、これは諦めました。350円のアプリでしたがお蔵入りです。
NETGEARは対応がかなり遅いので、期待しないで待つことにします。Snow Leopardのときには、どれだけ待たされたことか・・・。
その後、Macでもまあまあ安定して接続できています。Windowsで、安定して接続できたのは、どうやら、クライアント側のファイアウォールの設定が関係しているようです。Windowsの場合は、ローカルなネットワークか公衆網か自動的に判断しているようですが、私の使っているMacの VirusBarrierV6ですと手動です。設定をクライアントに設定することで、割と安定した接続が出来ました。クライアントの設定とは、3つのルールで、まず、インターネットからMacへのConnected Serviceは遮断、あとは双方向許可のモードです。
なお、何度も接続を繰り返していると、Finderが応答しなくなることがあります。その場合はRemoteをログアウトしたりしてもダメです。Macの再起動が必要です。